PC切り替え準備

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1年ほど前に4Kビデオ編集を見据えて久しぶりに自作PCを組みましたが、未だに切り替えていません。正直、組んだ時期がちょっと早かったと反省していますが、完全切り替えができていない理由が一応ありました。

一つは4Kビデオ編集するなら4K対応ディスプレイを導入したい。当時も物はありましたが、希望条件は32インチクラス、スピーカー内蔵、USB HUB内蔵という点。もちろん価格的な部分もできれば抑えたいと思っていました。2月にJAPANNEXTからJN-T280UHDという安価な4Kディスプレイが発売されて、28インチですが結構いい線だと思っていました。見劣りするのはTNパネル、USB HUBが無い、HDMI接続での4Kは30Hzが上限といったところ。と思ったら、JN-T2820UHDというHDMI 2.0に対応したモデルが5月に発売されました。今度こそと思いきや、JN-T280UHDでHDCPのバージョンが2.2だったのに後から発売されたJN-T2820UHDが2.0というまさかのダウングレード。今のところ予定はないものの、4Kコンテンツ表示はHDCP2.2が必須なのでこれも見送りになりました。

ディスプレイ問題と並行していたのはビデオカードの選択でした。オンボードではDPが無いのでHDMI接続となりますが、これが上限30Hzのもの。PCで30Hzはマウスがカクつくなどの問題もあると見聞きしていたので、4K接続する場合はビデオカードを入れることは組んだ時から想定済みでした。組んだ当時は希望の4K出力するにはGeForce系のカードを選ぶのが一般的だったと思いますが、その時点で次世代(=GTX 10系)は大きく性能向上すると言われていて、こちらも待ち状態でした。

実際にPascal世代のGeForceが発売されたのがここ数か月の話で、さらに当初はハイエンドからの投入で価格も高く、ゲーム用途を目的としていないので狙い目はミドルロー以下で考えていたので10/25発売開始となったGTX 1050でやっと検討対象が揃ったことになります。他の候補はRadeon RX460となりますが、おそらく対RX460では絶対的な性能はGTX 1050が上でしょうが価格も若干上ですね。GTX 1050 Tiも2万円前後で発売となったので、価格と性能の折り合いをどこで付けるかですね。動画重視なのでやっぱりRadeonかな...。

話をディスプレイに戻して。先に書くと、Philipsの328P6VJEB/11を予約注文しました。同サイズにもともとBDM3275UP/11というモデルがあったのですが、他の画面サイズのモデルとの相対的な価格からしてもちょっと高いと思っていました。328P6VJEB/11でパネルがIPS→VAとなりスペックダウンした分安くなりました。それ以外の部分では特に見劣りする点もなさそうで、希望条件をすべて満たしていることから決定しました。