「セルスタンバイ問題」をネットで見ると、よく見かけるのはdocomoのMVNOが提供している通信専用SIMを使用したときに、アンテナピクトが立たないで電波を探し続けるため、バッテリ消費が激しくなるというもの。電池使用時間のセルスタンバイで圏外時間が100%になっているのが問題の機種です。docomoから発売された機種に関してはどちらかというと問題ないことの方が多かったようですが、OSのバージョンアップや最近発売のモデルなど、セルスタンバイ問題が発生する機種も出ています。そして、L-07Cは問題の発生する機種でした。
個人的にそれほど使う機種ではないのでバッテリー消費に関してはあまり気にしていなかったのですが、個体差なのか、別の問題もありました。L-07Cにもb-mobileのSIMを刺して運用しようと思っていたのですが、どうもこのSIMが刺さった状態で起動すると、必ずgoogleアカウントへのログインが失敗します。WiFiが使える環境でも同じ。3GをOFFにしても同じ。ただし、フライトモードにすると問題が起きない。
以上の状態から、たぶんセルスタンバイ問題と同じ原因だと推測しました。再起動することはそれほど多くないですが、使い方とかあまりわかっていない家族に持たせるつもりの機種だったのでマズイなぁと思っていたところ、セルスタンバイ問題を回避する方法を公開してくださっている方の情報を見つけました。
ブローヴちゃん: Android + データ専用 SIM での動作修正パッチ
既にrootも取っていたし、実際にやろうと思ってはいたものの機種依存で設定値が違うだろうし二の足を踏んでいましたが、某掲示板でこの手法を実行・改善された報告＆公開があったので、framework.odexの差し替えをしました。
結果は全て解決!!セルスタンバイ問題も解決したし、ログイン問題も解決。3Gアイコンも表示されるようになりました(確認はb-mobile Fairで行いました)。イオンSIMでの運用も考えましたが、契約が面倒なのと速度的に我慢できなさそうと思って、それ以外で最安運用になるLightTab用のBM-LTBU300-8Mを注文しました。ストリーミング系が無理だと思いますが、とりあえずWEBが見れることとメール、SNS、マップくらいが使えればまぁ十分です。
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jaja さん
「データ専用 sim での動作修正パッチ」はどのモードで成功されました？ 私も実施したいのですが、ちょっと怖くて．．．
yi
自分は公開されていたモノを利用させてもらったので、具体的な値は公開されていたもの「だろう」としか言えないのですが...「v10c_00」「framework.odex」で探したところ、bat化されている方がいたのでそちらが参考になるかもしれません。※batとshellを確認しましたがうまく動くのかなぁという部分がありましたので、そこはご自分で理解のうえ試されるといいと思います。
yi
質問を読み違えていました。当てたパッチは記事内リンクにあるものではなく、専用にカスタマイズされたものを使ってます。内容は先に書いたものです。
jaja さん
ご返答ありがとうございます。 私も専用のバッチを見つけました。 これを実行する際、pc側の環境で必要なものはないのでしょうか。 l-07cをデバックモードで接続してバッチを実行のみでokでしょうか。
yi
返信が遅くなりました。 バッチ内でadbコマンドを使っているので、android sdkは必要だと思います。あと、たぶんjreも必要なのだと思います(自分の環境はjreは入っているところしかないので確認してません)。 l-07cはデバッグモードで接続でokです。バッチの処理では最終的にオリジナルのframework.odexが無くなってしまうので、バックアップを取っておいたほうがよいと思います。ただ、前にも書いたとおりshellの内容では書き換えできないんじゃないかと思っています。そこを含めて、ご自分で手を入れることをおすすめします。