S-MPU64をVistaで使う

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長らく遠ざかっていたDTMに、最近また興味が出てきています。私がDTMをやっていたのがもうかれこれ10年くらい前のことになるので、現在の環境には隔世の感があります(実際全く違いますが・・・)。

久々にやりたくなった理由は、VOCALOID2を使用したオリジナル曲をYouTubeで見たから。前に書いたことがありましたが、私は今で言うPerfume系の音が好きな人間なのですが、Trance/Techno的な音のオリジナル曲はかなりクオリティが高いなと感じましたし、実際それらで使われたVOCALOID2(正確には初音ミク。個人的には鏡音リン・レン、巡音ルカよりも、上述の音にはミクの方がイケルと思う)の音がかなり自然に、そして上手く利用されていたこともあって、やってみたいなぁと思うようになりました。

私が持っている音源はRoland SC-88VL、Roland XP-10、KORG iX300です。これらをS-MPU64というMIDIインターフェースを使って、シーケンサはCakewalk(バージョンは忘れた)から制御していました。、確かWindows2000の環境だったと思います。

ところが現在のPC環境はVista。S-MPU64はVistaのサポート対象外になっていないので(これもしばらくDTMをやらなかった理由の一つ)どうしたものかと思っていましたが、下記サイトにて実際に動作させた方の記述があったので試してみました。

 メモ S-MPU64(UM-4)をVISTAで動かす。

結果は問題なく使うことができました。DAWとしてSONAR8のトライアル版、音源はSC-88VLのみでしたが、普通に音が鳴りました。とりあえず使えそうです。先述の通りCakewalkの環境だったので、これらのファイル(当時は.wrk)が扱えるのが現在ではSONAR系になるのでSONAR8のトライアル版で試したのですが、こちらも問題なく扱えました。


というわけで、あとは現在の環境でも使えるDAWを揃えるということになります。.wrkファイルが扱えるのが先述の通りSONAR系になるのですが、さすがにSONAR8は趣味で購入するには高すぎです。と思ったら、MUSIC CREATORというのがあるんですね。SONAR系のソフトなので.wrkファイルの読み込みができるのはもちろん、VSTやReWireなどもOK。それでもって値段が安いので、恐らくこれを導入するでしょう。ただ2007年秋発売のモデルなので、しばらくはSONAR8のトライアル版でいろいろやってみようと思います。どうせ買うならAudio Recording Packもいいなぁと思うし、それに付属のUA-1EXには後継機として既にUA-1Gが発表されているし。

そうそう、レコーディング関連で調べていたら、VAIOに付属するSonicStage Mastering Studioってとんでもないソフトらしいですね。内容的には軽く20~30万円するものらしく、「SonicStage Mastering Studioを購入したらVAIOがおまけで付いてきた」的な発想もありの代物のようです(ちょっと古い記事を参照)。うちのFW91SはSound Realityを搭載していないので一部機能は使えませんが、いずれ試してみたいと思います。