先日の記事でドッペルギャンガー302にダブルレッグセンタースタンドを取り付けたことを書きましたが、取り付け位置を上後方にオフセットさせたことでスタンド自体の位置が若干動いてしまう問題がありました。オフセットの為に用意した金具の強度などの問題もあるのですがどうにも微妙な感じがしたので、改良することにしました。
方法は結構シンプルです。元々、シートチューブにスタンドを取り付けるための金具を固定できれば良かったのですが、都合の良いクランプがありましたのでそれを2つ用意しました。使用したのはBazooka B-407 FD MOUNTという、本来の用途はフロントディレイラーをシートチューブに固定するためのアタッチメントです。
【bazooka】バズーカ B-407 FD MOUNT マウント【05-200-181】 |
前回も1つ使用していて上方はこれで固定していたのですが、負荷がかかると回転することも分かっていたので、今回は縦に並べるため2つ用意することにしました。似たような汎用アタッチメントがMINOURAからも出ているのを後で見つけましたが、MINOURAのLW-OSのネジ孔がM5に対してB-407はM6と、より強度が期待できそうなので正解だったと思います。また、他のフロントディレイラー用アタッチメントでネジ孔がセンターにあるものも見つからなかったので、今回の目的にはベストだったと思います。
このFDアタッチメントを縦に並べた部分と前回用意した2枚組み合わせた金具を取り付けるための台座は、家に余っていた2mm厚のアルミ板を加工して固定しました。単純に2mm厚のアルミ板だけで作ると変形するので、別途アルミチャンネルと組み合わせています。完成形はこんな感じです。
前回と違って金具によるしなりも発生しないのでよりがっちりしている上、シートチューブに直接固定される形になったので全体のバランスもスッキリしました。ただ、思ったよりも上下の位置合わせがうまく調整できなかったので、後輪がかなり持ち上がった状態になりました。まぁ、それに伴う実害は殆どないので良しとします。
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