VistaでXPC Tools

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以前に書きましたが、使用中のSG33G5はshuttleのXPC Toolsを使うことによって、Windows上から自由にファンの回転数を変更できます。が、VistaのUACの制限によって、アプリケーションのオプションでスタートアップに登録をしても自動起動できない(ブロックされる)ので、使用を止めていました。


で、このUACによるスタートアップ起動のブロックを回避する手段として、サービスとして起動する手段を試したことがあったのですが、起動はしてくれるのですが、Windows起動時にXPC ToolsのGUIが起動された状態になってしまうので、これも止めていました。


今回は、上記問題を回避することができたので、その設定を書いておきます。


まず、XPC Toolsをサービスに登録するのは、アクセサリ>システムツール>タスクスケジューラを起動します。で、サービスとしてログオン時に起動できるようにタスクを作成します。作成手順は、トラックバックの記事が参考になると思います。

今回の肝はここから。[操作の編集]で起動するアプリケーション(今回はXPC Tools)のパスを指定するのですが、更に引数を指定してあげます。下キャプチャの通り[RunOnStart]と記述します。
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実はコレ、XPC Toolsを起動してオプション設定でスタートアップに登録した際にレジストリに書かれた引数なんです。つまり、この引数を指定してあげれば、XPC Toolsは最小化状態で起動してくれるわけです。


そんな感じで、今のところ順調に起動しています。XPC Toolsに限らず、アプリケーションのオプション設定のスタートアップでは最小化起動ができるものは、同じようにいけるかもしれません。