メインで使っている家マシンSG33G5のHDDを交換しました。元はHITACHIのHDT725032VLA360です。今回入替えたのはWDのWD15EARSです。ちょっと「曰くつき」のモデルですね。
WD15EARSを選んだ理由は単純で、とにかく安かったから。1.5TBの容量で、7,980円でした。このマシンではHDD性能に多くを求めていなかったので、現状よりも速くなればいいやというくらいの気持ちでしたが、ネット上のベンチの結果は私の中ではそれなりに速いので期待もしていました。
初めに書いた「曰くつき」というのは、このHDDの特徴の一つでもある「Advanced Format Technology(以下AFT)」が一点。コチラの記事にあるように、物理セクタサイズが今までの512バイトから4096バイトに拡大されるため、物理的なセクタ長が4096バイトに対応しないWindowsXPではパフォーマンスが出ないとのこと。ここまでは認識していて、Vistaを使用してるから問題ないと思っていました。それから「低速病」という現象が発生するとのこと。とにかく全てが遅くなるので使い物にならない状態ですが、故障の一種なのではずれを引かなければいいや&初期不良であれば交換できるし、ということで購入しました。
元から付いていたHDDからの環境移行は、OSインストールからデータ移行まで面倒なので、Acronis True Image 11でHDDクローンを実行することに。新HDDをeSATA接続にしてHDDクローンを実行すると、無事環境がコピーされました。で、元HDDと入替えて起動してみると...
なんだか遅いのです。何をするにしても引っかかる、SSDのプチフリみたいな感じです。そこでベンチを取ってみると、Sequential Read/Writeはそれなりにしても、Random Writeが明らかに遅すぎる。もしやこれも低速病なのか?と疑ったのですが、結果的には違いました。
WDのHPに掲載されている表によると、Windows Vista/7をクリーンインストールする分にはAFTドライブもそのままで性能を発揮できますが、クローニングツールを使用して作った環境ではユーティリティを実行する必要があるとのこと。WD製HDDを搭載されたPCではクローニング機能などが使えるAcronis True Image WD Editionが公開されていますが、ここで対象機種にEARSシリーズが掲載されていないのはクローニングツールがAFTに対応していないためで、注意が必要でした。
上述の表は見ていたつもりでしたが完全に見落としていたため、購入店へ交換を申し入れるところでした(CrystalDiskInfoで購入直後にもかかわらず「代替処理保留中のセクタ数」が「注意」になっていたこともあって)。WD Alignユーティリティを実行してみたら、上述のRandom Writeは実行前の10倍くらいの数値に上がり、もちろん妙な引っかかりもなくなりました。さらにCrystalDiskInfoも正常になるし、いろいろとしてやられましたが結果的にはOKでした。
最後に、HDD換装のおかげか分かりませんが、なぜかこのPCではWindows Live Syncの自動ログオン設定をしておくとPC起動ごとにパスワードがクリアされてポップアップされてしまう問題が解消されました。換装時にHDDのIDEモードをACHIモードに変更したのが影響したのか、それともHDD換装のおかげなのか...。こればかりは謎です。
<おまけ>
SG33G5の改造BIOSでeSATAのホットプラグが使えるらしいです(その前準備でACHIモードに変更してみたのでした)。ただ、改造BIOSだからなぁということで、導入は未定です。
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