3Dの波

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ブルーレイも3D規格が導入されたことでハードウェア的に3Dが本格普及してきたように思いますが、コンシューマー向けの撮影機材にも3Dの波が来ているようです。

一足先にソニーからは3Dの静止画撮影が可能なNEX-5/3及び一部のサイバーショットで3Dスイングパノラマ機能を実装済みですが、今度はパナソニックから専用レンズ(2眼)を用いたシステムが静止画だけでなく動画向けにも発表されました。

 ■Panasonic プレスリリース(3D対応ムービー)
 ■Panasonic プレスリリース(3D対応交換レンズ)

動画向けには専用コンバージョンレンズと対応機による3D撮影となり、3Dの方式はサイドバイサイド方式だそうです。気になるのは、この3D記録はAVCHDフォーマットだそうですがAVCHDの規格表やそのプレスリリースを見ても3Dに関する記述は追記されていません。また、現行機種でもAVCHDの規格外になる1080/60p記録の管理が問題になりそうな話がされていました。

 ■Phile-web

しかも上記記事ではBlu-rayの3D規格であるMPEG-4 MVC(フレームシーケンシャル方式)への布石として、あえて規格外の1080/60p記録を取ったのではと書かれていますが、実際には1080/30p×2chではなく、放送と同じサイドバイサイド方式できました(解像度はなぜか非公開。というか、黒枠が出ている。)。DIGAなど自社製品ではFWアップデートで再生・保存に対応するようですが、業界標準規格になっているのかどうかが確認できないとちょっと危険な気がします。(AVCHDだから1080/60i。だけど解像度が???AVCHDの規格内???)

デジタル一眼用のレンズは、2眼交換式レンズでパンケーキタイプになるようです。