e-Taxでの確定申告

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前は確定申告とは無縁の人でしたが、ここ数年は毎年確定申告をしています。まぁ、主に株式の損失繰越の手続きなんですが・・・。

平成19年度分または20年度分については、e-Taxを利用すると最大5,000円の還付が得られるので、今回はe-Taxを利用することにしました。幸い、カードリーダーを父が既に用意していたので。自分で用意したのが、公的個人認証の申請(+住基カード)で1,000円也。今回源泉徴収票で確認したところ2,100円しか所得税がかかっていなかったので、差し引き1,100円しかお徳にはなりませんでした。


さて、必要な書類やハードが揃ったところで、実際にe-Taxによる確定申告にトライしてみました。e-TaxのHPに行くと手順が書かれていますが、e-Taxソフトをダウンロードしてみたところどうにも使い方が難しく、断念しました。そこで今回は、国税庁の確定申告書等作成コーナーから送信することに。


ちなみに私はメインのブラウザをFirefoxにしていますが、申告はIEを使用せよとのこと。でもなぜか「作成コーナー事前準備セットアップ」から取得したセットアップツールをインストールすると、「確定申告書等作成コーナー」のページを開けなくなりました。たまたま前日にシステムバックアップ(システムドライブをイメージファイルに)してあったので、それで元に戻し、その後はセットアップツールをインストールせずに無事申請が出来ました(結局必要なのは「信頼済サイトの登録」「ルート証明書をインストール」「公的個人認証利用者クライアントソフトのインストール」「署名送信モジュールのインストール」であって、以外は申告書作成画面内でもインストールは可能なので)。


ソフトウェア的な事前準備は公的個人認証利用者クライアントソフトのインストールと、「利用者識別番号」を取得するための開始届け・初期登録です。これはe-TaxのHPの左メニューにある、[新規利用メニュー]-[開始届出]から行いました。これで「利用者識別番号」を取得し、「公的個人認証」との紐付けを行うようです。

あとは確定申告書等作成コーナーから必要項目を埋めていくだけ。最後にe-Taxによる送信(正確な文言は忘れました・・・)で、無事申告が完了します。ちなみにVistaPCではIEを「管理者として実行」で起動しないと失敗することがあるようです。この申告はe-TaxのHPの[受付確認]で確認できます。

途中に赤字で書いたトラブルを除けば、手順に沿って行えば難しいところはありません。私の場合は赤字のトラブル以外に、きちんと手順を確認しないでやったので開始届け・初期登録をやっておらず、最後に申告を送信するときに何度やってもエラーになってました。ちゃんと手順通りにすれば、数十分もあれば十分に出来る内容でした。